100均フォトフレームDIY質感アップ オイル&ワックス仕上げアレンジやってみた
100円ショップで売っているチープなフォトフレームを味のある質感にしてみようとチャレンジしてみました。
今回使用したのはダイソーで購入したこれ↓
ポストカードサイズのイラストを飾るためはがきサイズをチョイス。
木の質感を生かしたアレンジをしたいので無垢の木製フレームの物を購入しました。
このフレームはかなり柔らかい質感の木でできている。少しサンドペーパーでこすればもりもり削れます。
今回は4種類のアレンジしてみました。
1.レトロ古材風アレンジ+ターナーアンティークワックス
2.カンナで面取り+ワトコオイルしあげ
3.ルーターでサジ面ビット切削+ワトコオイル仕上げ
4.表面焼き+蜜蝋
1つめ レトロ古材風アレンジ+ターナーアンティークワックス
角Rビットをつけたルーターで外周角を丸く削ります。
そのあと、やすりで削ってへこみや傷を表現しました。
木が柔らかいのでもりもり削れます。
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外周は少々大胆に削っても大丈夫みたいです。失敗しても100円だし。
木目もなかなかきれいに出てます。しかし、柔らかい木なのでサンドペーパーで磨いてもなかなかつるつるにはなりません。
表面保護と艶だしのためワックスで仕上げます。
アンティーク調にするイメージなので
ターナーのアンティークワックス(カラーはジャコビーン)を使いましました。 このアンティークワックスはバターくらいの固さがあり車用の固形ワックスみたいな質感です。浸透しやすい材質(合板、MDF、桐など)にも使えそうです。
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●ターナーアンティークワックスの使い方
1. 素材表面の毛羽立ちやささくれなど無いようにサンドペーパー(最終的に240から320番程度)で磨き整えます。
2. 柔らかいウエスでワックスを塗りこんで15~30分ほど乾燥させます。
3. 木目に方向に柔らかいウエスで乾拭きします。
4. 色薄いなと感じたらもう一回繰り返します。私は2回やりました。
結構シブい艶出ました。やすりで削ったへこみにちょうどワックスが入り込み木の節が有ったかの様になりました。木目もいい具合に際立っています。
裏側に壁吊り用の金具(セリアで購入)をつけます。
割れやすいのでキリで下穴をあけます。寸法測ってまんなかに。
ドライバーでねじ込みw
一つ目完成。
質感がグレードアップ!100均製には見えない!(主観) 。
ちなみにイラストはアルケミノート。理科とネコの融合をデザイン。
リンクはこちら→アルケミノート
2つ目 カンナで面取り+ワトコオイルしあげ
フレームの角を面取りのようにカンナで削ります。角度は適当に30度くらいのイメージで行ってみました。木が柔らかいので簡単に削れますがちょっとぼそぼそ。
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サンドペーパー240番程度で研磨し下地処理しときます。オイル塗装は後ほど。
3つ目 ルーターでサジ面ビット切削+ワトコオイル仕上げ
サジ面コロ付きビットを使ったルーター切削加工をします。
フォトフレーム素材が小さく薄いので不安定でルーター加工が意外と難しい。
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素材が柔らかいためか切削面はぼそぼそ。ちいさい素材のためビット切削面が良く見えません。もたもたしていて黒く焦げました。木目に沿ってサンドペーパー240番ほどで研磨し下地処理しましょう。
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ワトコオイル(カラーはミディアムウォルナット)を塗ります。
ワトコオイルはワックスに比べると少々手間かかりますが、オイルは凹凸があっても液体刷毛塗なのでムラになりにくく、大きな刷毛を使えば広範囲に塗るのも楽だと思います。
●ワトコオイル使い方
1. サンドペーパー(240番)などで下地処理。
2. ペンキと同じく沈殿成分を混ぜるため攪拌のため缶ごとよく振り混ぜます。かき 混ぜ俸など使うとなおよいでしょう。
3. ワトコオイルを刷毛などで塗ります。15~30分ほどおいて置きウエスなどで良く拭きとります。
4. 再度ワトコオイルを塗ります。必要に応じて(仕上がりが良くなる?)塗れたまま耐水ペーパー320~400番で塗れたまま研磨します。
5. ウエスで良く乾拭きし12~24時間乾燥させます。
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上質感出ましたね。ムラもなくうまく塗れてます。
上品な半艶、良い仕上がりです。練習がてら100均素材でワトコオイル塗装もよいと思います。
4つ目 表面焼き+蜜蝋
フレーム表面を軽く焼きアンティーク調にしてみます。焼くのはやったことありませんがとりあえずやってみましょう。
使用したのはカセットボンベ式トーチ。では早速焼いてみましょう。
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いい感じかもw。ムラがあるのでもう少し追い込みます。
やりすぎました。真っ黒&ボロボロです。
柔らかい密度の低い木質のためか、すぐ火がついてしまいました。
木の厚みも薄いので焼けて角が炭になってます。
木目方向に沿ってブラシやたわしなどで炭化したところと表面の炭を落とします。
湿らせたウエスなどで拭き粉をふき取ります。
表面保護と艶出しのため蜜蝋ワックスをぬりました。蜜蝋は透明なので下地の色を生かすことができます。今回使ったのは↓
固さはCタイプ。固さはマーガリンくらい。カーワックスなら半練りタイプという感じでしょうか。
●蜜蝋の使い方
1. 素材のホコリや汚れを取ります。
2. スポンジ(メーカーはカーワックス用を推奨)に蜜蝋を少量付け薄ーく塗り広げます。塗りすぎるとべとついたり乾燥しなくなったりします。
3. 塗ったらすぐに乾いた布で拭き余分な油分を拭きます。
4. 半日~1日乾燥させ終了。
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真っ黒になりましたがレトロ調としとけばOKです。
壁に掛けてみました。
〇レトロ古材風アレンジ+ターナーアンティークワックス
〇カンナで面取り+ワトコオイルしあげ
〇ルーターでサジ面ビット切削+ワトコオイル仕上げ
〇表面焼き+蜜蝋