DIY スパイスラック 廃材利用キッチン収納 Spice rack DIY
我が家のキッチンはいつも雑然としていて整理できていません。
そのため掃除するのも置いてるも物を避けながら掃除するという面倒な問題を抱えていました。
見た目と掃除しにくさ改善のためスパイスラック+整理棚を作ることにしました。
今回も拾ってきた廃材（木箱の杉板？）を利用し材料費を浮かします。
棚に乗せるものに合わせ段差をつけ、インダストリアルっぽいデザインをイメージして柱を丸棒で作る事にしました。
まずは材料集めと下処理（カンナ掛け）。
会社の廃材（パレットやら木箱）を集め使えそうな板をバラシて持ってきます。
廃材は荒材（切りっぱなしで表面がボソボソ）なのでカンナ掛けします。
楽天お買物マラソンの時分割払いで買った自動カンナ盤を使いました。手でカンナ掛けするより格段に楽できれいです。廃材を自動カンナ盤で削るときは、釘やステップルなど金属異物は取り除きましょう。カンナ盤のチップは簡単に欠けてしまいます。
荒材が数秒できれいになります。
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素材の板の中に鋸傷や削れや欠けがあったのでこれを利用しアンティーク調にします。
さすがにけば立ったままでは引っ掛けてケガしそうなのでランダムサンダーで整えました。
仕上がりはこんな感じ↓
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板は最終的にワックスで仕上げるため320番のサンドペーパーで研磨しておきます。
今回の棚は二段にするため支柱を作ります。支柱はシンプルかつ武骨なイメージにするためスチールの9ｍｍ丸棒とフラットバー2.3tｘ19mm（ホームセンタジョイフルで購入）を溶接で繋げます。フラットバーを板の幅に合わせ切り丸棒（支柱）用とねじ止め用の穴をボール盤で開けます。溶接脚長確保のため丸棒は両端をサンダーで面取り（開先）しておきます。
溶接はDIY向け100V溶接機+昇圧器で行いました。フラットバーの穴に丸棒を差し込み片側のみ溶接しサンダーで平らにならします。
溶接側は板を取り付けるので汚い下手な溶接を隠せます。
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支柱を仮付けし位置を見ときます。木ねじを締めるスペースが無いのでアングルヘッドを使いました。
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木製部材保護のためワックスを塗ります。今回のワックスはターナーアンティークワックスを塗布。施工が簡単でアンティーク調になります。
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ちなみにスチール部材は未塗装黒皮のままです。
さて、支柱を組み付けようと思いましたがここにきてからミスが発覚。支柱の高さ寸法を間違えました。支柱が短く高さの確保ができません。支柱を作り直すの面倒なので板でスペーサーを作りかさ上げしました。不細工ですがデザインに飽きたらそのうち作り直します。
今回の棚は壁に貼り付ける構造のためブラケットを作ります。たまたま転がっていた25ｘ25mmのアングル型鋼を使いました。
とりあえず組みあがりました。
早速キッチンの壁に貼り付けます。石膏ボードの下の構造材が入っているところを探しなおかつ壁内の電線など傷つけないように注意し木ねじで留めます。
ようやく完成。だいぶスッキリし掃除もしやすくなりました。
アンティーク感と武骨さも出ていますが、もーちょっとアイアン部分を増やしてもよかったかも。しかしかさ上げした木板が不細工です。部材を切るときはもう一度寸法を確認しましょう基本です。
